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3月29日 コンピュータ歴史博物館にてシリコンバレーのComputer History Museumには、そろばん、計算尺、ENIAC、IBM System360、Cray、Apples Iなどの歴史に残るコンピュータの名品がズラリと並んでいます(ドイツのエニグマ暗号発生器も)。自分がコンピュータに関わりを持った時代は1976年以降なのですが...その時代の逸品も数多く展示されています。PDP11/70、PDP11/45、CDC170、IMSAI8080などなど1970年代後半から80年代初頭に自分がコンピュータに初めて触れた当時のマシンが既に歴史の一部になっているのだなぁ、と感慨深いものがありました。 特にPCのコーナーにおいては、IBM PCデビュー以前のSOL20、ALTAIR8800、OSI Challenger、KayPro、SWTPC6800、HORIZON II、PET2001、TRS-80、Apple II、Osborne 1、XEROXのAlto、などなど懐かしいマシンの宝庫!! ひとつひとつのマシンの逸話...たとえば、「ALTAIRのキットに付属するS100バスのコネクタはカードエッジの入る長さが短いのでそれは捨ててしまって別のコネクタを別途購入して装着ないと使えないS-100ボードがあった」「メモリカードの近接するエッチング・パターンが接触していて、ボード完成後にスイッチング・レギュレータの電源を加えて焼き切った」「PET2001が日本に輸入された時に、どでかいトランスがねじ止めされておらず搬送中にキャビネットの中でゴロゴロ転がりICや基盤をぶち切ったものが日本に届いた...それを私は秋葉原のアルバイトで直したんだ」「KIM-1の20mAカレントループというTTY接続ポートに100Vの電源を繋いで、2cmくらいの真っ黒焦げの穴を空けて、修理に持ち込んだ東大生がいたなぁ」「SWTPCはスルーホールが電気的に繋がっておらず、一つひとつのホールを半田で埋めたのだけれど、スルーホールの穴が大きくて半田がツララのように垂れてしまったなぁ」「Horizonのフロッピーはハードセクターで5インチのフロッピー内側に10個の穴が開いていたなぁ, CP/MではなくNorthStarBASICとDOSが使われていて、オリジンは浮動小数点の計算ボードを生産していたケンタッキー・フライド・コンピュータという会社がNorth Starになってのであった」「コンパック・ポータブルとは言いながら電動ミシンほどのサイズで飛行機に持ち込んだら機内に収まらず...コックピットのパイロット席の後ろに預かってもらったことがあったなぁ...今のセキュリティでは考えられないことだなぁ」「SUN-1がデビューした時に村井純さんと、スタンフォード大学キャンパス内のSUN Micro Systemsを訪問したなぁ...Stanford University NetworkでSUNだって説明を受けたなぁ」「TANDYのM100、山下さん、Jei鈴木、林さんがシアトルで頑張っていたなぁ」なんてことを次々と思いだすのでありました。歴史に残しておかなければならない重要な事から、どうでも良いような細かい細かい話まで、次々と頭の中でフラッシュバックしてくるのに....最近他のことでは物忘れが激しい私なのでした... 日本にもコンピュータの博物館が是非欲しいなぁ、その隣には鉄道模型の博物館などあって、そんな場所で引退後の私が説明員などやっていたら、幸せな老後なんだろうなぁ...なんて、思ってしまうのでありました。 近刊で、以下の本にも同博物館の展示品が掲載されています。 Core Memory-ヴィンテージコンピュータの美、写真Mark Richards、文:John Alderman、翻訳:鴨澤眞夫、発行:オライリー・ジャパン/発売:オーム社 http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113579/ では、ふるかわでした 3月18日 シリコンバレーへのツアー、4日目(その1)「グーグルにてTechTalk...スランプ後、快打連発!!」米国本社を訪問前に一度渋谷のグーグル・ジャパン本社にて村上社長、辻野さん、及川さんに事前のご挨拶とシリコンバレーに訪問する未踏プロジェクト経験者の一人に予定していたプレゼンテーションの内容をご査収頂きました。村上社長の第一声は、「それで、現在の資本構成はどうなっているの?」次のコメントは「本社で拉致されないように気をつけなさいね」とのこと...それは「君のプロダクツは素晴らしいねぇ、個人としても会社としても君の所に出資するに価値のあるプロジェクトだねぇ、ところでグーグル本社に就職するつもりはないの」ということを意味する表現なのでしょうが.....村上社長ってば、顔は笑っているのに眼はマジでちょっと怖いで すよぉーっ....私はすかさず、「若い会社ですからこれから皆で育てていきましょうね、最初からいきなりパクンっ、てのはやめてくださいねぇ」とは言ったものの...さて、どのような雰囲気で本社のプレゼンは進行するやら、と期待半分、ちょっとしたスリリングな気分が半分...でグーグル本社へ向かったのでした。グーグル本社では、すでに未踏の卒業生が8人も働いているとのこと....今回の米国本社でのプレゼンテーションの機会を設定して頂いたのも、グーグルの人事担当者からのおぜん立て...という背景なので....いきなり、「履歴書書いてきましたか?」なんて聞かれちゃうのかなぁ...と思いつつグーグル本社に到着....
グーグルのTechTalkというシステムは、グーグル社内のオープンスペースにあるミニステージにて社外からの
今回のTechTalkはすでに、YouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!!
ツアーも4日目となり、「未踏の子」たちはシリコンバレーの地で自分の実力を思いきり知らされ、完璧にノックダウンした子もいれば、我関せずで他人からの批評は全て褒められていると勘違いをしている子も、ますます元気印でファイトに燃える子もいて、それぞれなのだけれど...私の気分は海外の遠征試合にきた野球の監督のような気持ちでありまして、大リーグと親善試合を望まれてさてどの打順で誰をノミネーションするか(時間の制約で7社のうち4社のみのプレゼン)悩むところでありました。2日目のプレゼンでボロボロになり、後から聞くと凹んでしまって、明日のフライトで日本に帰ろうとまで思った子もいたそうです。一度は自信を失った子たちも、昨日はシリコンバレーで元気に働く日本の先輩に勇気を貰い、若い企業がそれぞれにチャレンジして失敗を糧にして成功を掴み取っている姿を見て、皆フル充電してプレゼンに臨んだように感じます。
プレゼンをしている最中に、私の後列で座って聞いていたグーグラーの一人が「Cool!!」、「かっこいい、凄いっ」って言っているのを聞いて、思わず私は「よっしゃーっ」と...指名打者で送りこんだ新人バッターがホームランを一発かましてくれた時の原監督のような気分...に浸っていたのであります。
そして、グーグラーから出た最初の質問は「それで、君の会社の資本構成はどうなっているの?」、未踏の子は「えーっ、まだ身内だけが出資している個人企業で、未だにエンジェルからもVCからも出資は受けていません。」との返事に...きたきたきたぁーっ、グーグル・トークっていうアプローチなのかグーグラーは誰でも同じDNAを共有しているのか、これは危ない...昔、私も発していたかもしれない「ダースベーダーの誘い」と同じ匂いがするぅ...私は心の底で「駄目だぁ、安く買い叩かれちゃいかん、自分の力を信じて自分の価値を相手にもっと相手に認めさせてから交渉しないと、足元みられちゃうよ!!! フォースの力を信じるんだリューク(未踏の子)!!!」と、団長の気分はジェダイの騎士に諭(さと)すヨーダの気持ち!!!
その後の懇親会で、未踏の子たちとグーグラーの皆さんの間で、突っ込んだ技術の話をしたり歓談をする場があったのだけれど...その写真に写っている皆の笑顔を見れば、今回のツアーで皆さんがどれだけ成長して、何か大きなモノを掴んでくれたか..はっきり、顔に書いてありますよね!!
グーグル本社の廊下にあった開発チームの共有本棚に、「イノベーションのジレンマ」があったのを見つけて、原書でも読んでみようと思った人はさらに成長する子...その本を知らない子は、出直していらっしゃい! と鬼コーチ古川団長の千本ノックはさらに続くのであった。
4日目はこれでお終いではなく、さらにサンノゼのJETRO所轄のビジネス・インキュベーション・センター:BICへの訪問、日経BP社の狩集さんのインタビュー、サンタクララのコンピュータ・ヒストリカル・ミュージアムへの訪問、ツアー参加者と現地の方との夕食会、さらに私のホテルの部屋での懇親会...とさらに続くのでありますが....東京に戻ってきた私は、人間ドックにて昨日より検査入院(帰国そうそう、2リッターも下剤を飲まされて、可愛い女医さんに大腸スコープ突っ込まれ、4mmのポリープ削除、術中モニタテレビで自分の大腸内をずずっと見ながら、これYouTubeで公開したら変態かなぁ、なんて思いながら....記念にポラロイド写真を貰ってしまった。ポリープ切除には、ポリープの下部に生理食塩水を入れて切除...煙が出た!、その後切り口を金属のクリップでパチンっ、パチンっと2か所止めてお仕舞、思わず「お上手!!」と言ったら看護師さんに笑われてしまった)というわけで...ネットにアクセス不可にて、病室内にてローカルでエントリしているので更新が途切れ途切れとなりますが、あしからず...と言いつつ、今日は未踏のオフ会が15:00からあって、シリコンバレー・ツアーの報告会がある予定なのだけれど...発表資料を作らなくちゃ...ぐげっ、もう朝だぁ...病院を抜け出してどこかで、このエントリをアップしてこようっと...業務命令...ドリキン、本日15:00未踏のオフ会の場所を調べて(ヒントは、TKPお茶の水、ホール5A)参加のうえ、リアルタイム中継をするべし!! 未踏の子でまだ、狩集さんのお宅に御厄介になっている人たち、リモートで観て帰国後レポート提出のこと!!!! 帰国済みの未踏の子、3月20日に東京ビッグサイトPIE開催中にあたり、Eye-fiのヨバルさん来日の予定、PIE探索の後ヨバルさんと会食の予定につき準備されたし(スケジュール開けておいてね) 以上...
シリコンバレーへのツアーは、まだ続く....そんんな合間にFUJI CXのドラマ「薔薇の無い花屋」は、先週の録画した第9回をちゃんと見てから、昨晩は生の第10回を観て涙している私なのでした。
では、ふるかわでした
P.S. nobiさんの、グーグル訪問記はこちらに、http://ascii.jp/elem/000/000/117/117538/
3月17日 シリコンバレーへのツアー、3日目(その5)「増井邸にて、本当の天才とは...と思い知る」Whole Foods Marketにてアレコレ食材を仕入れて伺ったのですが...「ジャンクフードは要らないからね...ウチの冷蔵庫にあるもの使って」との増井さんからのお言葉...そうは言われても、自分たちの食いぶちは自分で持ち込む、なにやら次の日に今日の昼にMacCafe見かけた大学生がなだれ込んできそうということも伺っていて...明日の食糧や飲み物を補給しておこうとの配慮で、色々仕込みをしておりました。Whole Foods Marketは最近もの凄い勢いで全国展開しているスーパーマーケットで、自然食品、有機野菜、ナチュラル・フードの宝庫であります。体に良い食材を厳選して購入することは決して安い買物ではないのだけれど誰しも気にしていることで、この流れは米国の流通業界の動向にも顕著にみられることです。シアトルでもお気に入りで訪問していたLarry's Marketが閉店してから途方にくれていたのだけれど、Whole Foods Marketはいつ行っても駐車場が満杯で内部の品揃えも勢いを感じます。
増井邸に伺う直前に「まず、伺ったらお招きいただきありがとうございました」と言うこと、ただ座っているのではなく各自宴席のセッティングや食材の仕込みを手伝うこと、部屋を散らかさない汚さない、家具などに傷をつけないように配慮する、ドリンク類をこぼすなどもってのほか、そろそろお暇しますとみんなで帰るタイミングを見計らい、綺麗に片づけて帰るように....と車の中で全員にさとしてから訪問したのでありました。それにも関わらず、グラスをひっくり返してしまう者も出る始末....運転手から社会人教育指導まで、団長の仕事となるとは思ってもいなかった...
増井邸においては、彼の研究開発した各種プロダクツを大きなプラズマディスプレイで拝見しながら、未踏も子たちは、本当の天才から直接ご指導を頂き大満足の雰囲気....宴もたけなわのころに、外村さんが、グッチ裕三の出演するNHK「ハッチポッチステーション」の話題となり、YouTubeにてそれぞれのパフォーマンスを見るにつけ、私は笑い転げまくりでありました、70年代のロックシーンをモチーフにしたパフォーマンス10何曲を、思わず私のiPodVideoからオリジナルのミュージックビデオと対比させて交互に演奏するということをやっていたのだけれど...結局、オリジナル曲のビデオを持っていなかったのはベィシティ・ローラーズだけだったのではありますが....悪ノリしまくっている外村さんと私に...増井さんが「ねぇ、何か面白いほかのコトしようよ!!」との御言葉....マズイ、空気読めないのは私たち(古川+外村さん)であったとオジサン2人で反省しきり....
楽しい時間を過ごして深夜12時には、解散後ホテルに戻ったのですが...私のバンに乗りきれない人たちを増井さんは親切にも自分の車で送ってくださったのでした。そして、長い1日がやっと終わったのでした。 実は終わらずに...さらに私の部屋で2時過ぎまで飲んでいたのだけれど...次の日は、このツアーのハイライトのひとつでもある、グーグル訪問で「Tech Talkにてプレゼン」という重要な日でもあるので、解散...就寝...と思いつつブログエントリをそれから私はしていたのは、ご存知の通りであります。
私のチームは「闇鍋ツアー」を刊行したのですが、もうひとつのチームは「寄せ鍋ツアー」斎藤副団長の元に企業訪問したお話は別途こちらにアップされています。http://ascii.jp/elem/000/000/117/117296/
では、ふるかわでした
P.S. スタンフォード大学で出会った大学生8人組、その後アップル本社で木田さんと会食をしているところで出くわして、その次の日には増井邸に8人で押し掛けてきたそうな...心優しい増井さんは8人の学生を歓待して、そのまま8人の学生は増井邸に泊まってしまったのだとか...若いウチには、訪問してそのまま朝まで床で寝てしまい...というのも楽しい時間でありましょうが....東京のウチでも息子の友達が20人以上宿泊していることはよくあることで...はありますが...増井さんのウチにお世話になった学生くんたち....せっかく増井さんが素晴らしいお話をしてくださっているのに、床に座ってひたすらメールをしている輩もいたとか...それでは失礼かもよ!!とオジサンは一言言っておこう...自分も若いころはずいぶんとメチャクチャをして大人に迷惑をかけたもんだけど...自分のことを「バカ野郎!!」と優しく指導してくれた先輩もいて、彼らのおかげで今の自分があるとつくづく思うのであります。というわけで、私も次の世代を担う若者に「鬼コーチ」として今後も教育的指導をしたいと思うのです。 3月16日 シリコンバレーへのツアー、3日目(その4)「DANGERの価値をマイクロソフトは買収後に活かせるのか?」先に結論を出してしまえば....答えはNOだと簡単に予測できます。それは、WebTVの失敗からマイクロソフトは何も学んでいないので、これまた同じことを繰り返すだろうと考えられます。シリコンバレーへのツアーと直接関係ないのだけれど...シリコンバレーでの失敗事例/成功した人たちから未踏の子たちが是非学んでほしいというポイントが、教科書に書いていあるだけではなく、素晴らしい事例としてDANGERの事例に凝縮しているので.... まず、DANGERのSidekickに関していくつかの紹介記事をみつけましたので以下にリンクを(訪問後に調べたのだけれど..こういうフォロウもちゃんとしましょうね>未踏の子たち); 上記記事に対して、Life is Beautifulの中島聡さん(おもてなしの心のというべきか)が秀逸なトラックバックを張っておられます。その読み(マイクロソフトがグーグルを訴えるためだけに、DANGERを買収したのでは、という視点なのだけれど...)こちらに、http://satoshi.blogs.com/uie/2008/02/will-microsoft.html http://japan.cnet.com/blog/0002/2007/11/06/entry_25001168/ を汲み取って、上記中島聡さんのエントリとなったわけですね.... こちらのエントリによれば、中島聡さんもSidekickのデビュー当時にアプリケーションを提供したいたのだということも分かって、これまた人間ネットワークの妙を感じたのでありました。 さらに、海部さんのコメントはこちらに; さて、本題のDANGER訪問記はさらに.... もとい、DANGERに訪問した未踏の子たちの何人かは、自らOSを創れるだけの技術力を持っていたり、携帯のブラウザをゼロから開発してドコモやauに実装しようとしていたり、ネットワーク管理のソフトや映像サービスなどを実現するソフトウェアの開発者でもあり、若手の経営者でもあるのです。そんな彼らにとって、DANGERが成し遂げた以下のステップは自分たちの目標として掲げても良いもので、; 1. ハードウェアをゼロから設計し、それにOSや、JavaVMを実装する 2. ブラウザーだけではなく、基本アプリケーションからサービスまで自らデザインし提供する 3. キャリア(T-Mobole)から信用を得て納入実績を作る 4. SHARPを始めとする巨大企業にDANGERのアーキテクチャを採用頂き信用を得て、その製品をキャリアに提供する仲立ちをする。 5. ヘッドエンドサービスを構築・維持し、ユーザー管理から月額課金まで自分たちで運用する(この辺は、キャリアさんとの作業分担もあるとは思いますが) 6. 多くユーザーから支持を得て、ユーザーの皆さんが友人に勧めてくれる、各種テレビドラマや映画においてDANGERを使うシーンが登場するのは、多額のお金を積んだスポンサーシップによるものではなく、出演するタレントたちや、監督/プロデューサーの意思によるものだというポイント 7. 自ら構築した環境をひとつのプラットフォームとして提供し、アプリーケーションやサービスの提供を第3者にお願いする。 7. DANGERの価値を高く評価し、マイクロソフトが買収したという事実....買収金額は知りませんが、YouTubeとグーグルの話やYahoo!とマイクロソフトの話ではなく、DANGERのマイクロソフト買収の話から、「シリコンバレーの成功物語」と「お金に糸目をつけず、良い会社を買い漁っているけれど、全然判っちゃいないマイクロソフト」のコントラストが読み取れるのであります。 ツアーの3日目、16人の小さな会社Eye-fi、大きくなったアップル、そしてDANGER、サイズの違いやフォーカスはそれぞれ違うものの、卓越した技術とビジネスモデルに加えて、熱狂的なユーザーに支えられて成功している会社...そしてそれを支える魅力的な人たちに触れて、未踏の子たちも何かを掴みとってくれたような感じがします。この日は、それから増井邸に伺う前にWhole Foods Marketにて有機栽培の食料品や飲み物をしこたま購入...増井邸のパーティへ突入したのであります。 では、ふるかわでした シリコンバレーへのツアー、3日目(その3)「マイクロソフトの買収したDANGERのデザイン担当ディレクターは、"危険な花嫁”か?」
さて、このDANGERという会社は、SHARP製の携帯電話+コミュニケータ上でサービスを提供している会社で、T-MobileからSideKickというブランドで販売しています。左と中がSHARP製の2008年9月に出た新製品Sidekick LS、右がSidekick Slideでモトローラ製...DANGERの卓越した所は、端末用のOSをゼロから開発し、高速なJavaのVMマシンを実現...多くの会社がJavaVMの実装はパフォーマンスの点で高速な通信アプリは実行不可能と思ってネーティブ・コードで開発実行しているところに、DANGERは自らアームチップを搭載したマシンの試作機を設計、OSとJavaVMの実装、インスタント・メッセージや基本機能の開発、魅力的なUIとデザイン、さらにヘッドエンド側のユーザー管理と課金管理、キャッシング、データベース管理、アプリケーションのプッシュ、サードパーティのサービスの提供を全て自社で達成したことでしょう。日本のアプリックスやアクセスも同様のアプローチをして携帯電話やパーソナル・コミュニケータ用のOS、ブラウザ、アプリケーションを開発していますが米国におけるSIDEKICKの成功は、単なる機能の優位性だけではなく、ユーザーに携帯端末を利用したIMやその他のサービスを啓蒙し、なおかつ電話が繋がっていないときにもWiFiを常時接続しアプリケーションのマルチタスク多重化を実現したこと、さらにWiFiの電波が途切れるような場所でもホスト側のキャッシュとバッファによりメッセージの送受信が途切れることがない、という優れものなのです。驚くことに、平均的なユーザーは1か月に4275通のメッセージをやりとりし(内訳:2996のIM、221の電子メール、1056通のテキスト・メッセージ)、445ページビューのWebブラウジング、80%のユーザーが有償のコンテンツをダウンロードを月に2回から3回しているそうで....ユーザーは月額20ドルの使用料/購読料を支払うことになります。 機能とサービスの充実には驚愕ですが、驚くことにそのデザインセンスの良さに若者から圧倒的な支持を得ており、多くのテレビや映画タレント(パリス・ヒルトンを含む)が自ら使っているSidekickが映画やテレビで放映されるシーンも数多いようです。最近の映画やテレビドラマの24などでもおなじみのシーンですね....さらに驚くことは、そのビジネスモデル....DANGERはSHARP製やモトローラなどの端末に対していくらぐらいのローヤルティを請求していると思われますか?...なんと、タダなんだそうです。後に月額のサービス料で儲けるから良いという発想で、なおかつキャリアのT-Mobileが有名になる前からサービスを支援してきたので、単独ではなかなか入り込めなかった日本の携帯電話生産会社であるSHARPが安く買いたたかれることもなく、製品提供ができるようにDANGER自らがSHARPとT-Mobileの橋渡しをしてあげたようです。その結果、米国市場熾烈な競争で短命に終わり、次から次へと機能を増した携帯電話を出荷し、結局値段だけの競争に突入するは誰もが疲れ果ててしまいます。iPhoneは卓越したアーキテクトがユーザーの度肝を抜くような製品だとすれば、SidekickはDANGERの提供するSidekickはユーザーに支えられて、ユーザーの要求に応えた製品..と思われます...
園田さんとJoeさんが結婚式を挙げるまさしくその日に、長年にわたり交渉を続けてきたSHARPの三坂取締役がシリコンバレーに訪問され最終交渉の会議が開催されることになったのだそうです。(彼らの口から出た名前ではなく、SHARPの役員が...と表現されたので、私が三坂さんでしょう?と推測したら、当りだった。この手の話で自ら取引先の名前を自慢げに語らないという点でも信用のおける人たちだと理解しました。>しっかりノートを取ってね>未踏クンたち) 話は戻って、重要な会議と結婚式が同じ日の同じ時刻でスケジュールは動かしようがなく、花嫁はウエディング・ドレス姿で結婚式場を抜け出し、急いでビジネス・スーツに着替え会議を済ませ、その間披露宴のお客様をパーティ会場に待たせたまま...会議後にまたウエディング・ドレスを着て披露宴に戻ったそうです。なにやら、映画の”プリティ・ブライド:米題名はRUNAWAY BRIDE”のジュリア・ロバーツのようだなぁ、と思わず笑ってしまいそうになりました。オフィスの中を一通り見せてもらった後に、園田さんが、「では、デザイン部門もご紹介しましょう。」と言ったらJoeさんがが「デザイン部門はあまり見るものないんじゃないの?」と発言..すかさず、「デザイン部門の責任者の私が是非見せたいって言ってるんだから、文句ないでしょ!」うっ、久し振りに見た園田さんの電撃ショックのよう発言!!! そこで園田さんに私が「デザイン部門責任者としての発言としてだけではなく、家庭内における夫婦間のパワーOFバランス(力関係)を垣間見たような気がします。」と言ったら、園田さんは「ギャハハッ」と豪快に笑っておられました。 もう東京行のフライトに乗らねばならないので、今日はここまで、シアトル空港にて では、ふるかわでした 3月15日 シリコンバレーへのツアー、3日目(その2)、「スティーブ・ジョブズは"刺身蕎麦"の夢を見るか?」
帰りがてら、アップル・カンパニー・ストアに立ち寄り、お土産を仕入れた未踏の子たち、こういうときになると...さらに元気になってしまうのは、彼らも私も同じかなぁ?ランチで、デザートまでしっかり食べていた「未踏の子たち」は、アップル本社への訪問で何を学んだのかな? ...この訪問がキッカケで....未踏の子の一人が、アップルのiPhone担当者と直接会議をする機会を得て(それも、帰国日の早朝)、自分のプロジェクトをアップルのキー開発者にレビューしてもらい、助言を頂きさらにレリースしたばかりの、iPhone SDKの概要を直接コーチして頂くとという栄誉に繋がったのでした。(というわけで、表敬訪問とランチを頂くという以上の成果は確実に実って帰国をされることになるのでありあます。よしよしっ!!)
ランチを食べながら外村さんが、「例の”ゆみえ”さんの所に会いに行ってみますか?」と連絡を取ってくださり、「古川暴走特急の牽引する未踏闇鍋ツアー」3日目(その3)へ話はさらに続くのであった... nobilog2も更新中:http://nobi.cocolog-nifty.com/nobilog2/
では、ふるかわでした シリコンバレーへのツアー、3日目(その1)2日目の夜(時系列が錯綜してしまいました)は、プレゼンテーションの後に参加者と立食パーティなのでした)3日目の夜は、増井邸に12名ほどお邪魔して、宴会...iPod Touchの漢字予測入力やいくつもの斬新なソフトウェアを開発されている増井さん直接プログラム開発の極意を伝授してもらうという光栄に預かりました。
その後、駅から100mほどのベンチャー企業、Eye-fi(http://www.eye.fi/)を訪問しました。(関連記事1、関連記事2)Eye-fiカードとは、SDメモリのフラッシュカード2Gbの中に無線LANの機能を詰め込んでしまったもので、デジカメに装着すると撮影したデータが即座に自分のパソコンに無線LANで飛んでくるだけできます。さらに無線LANの登録をすると、パソコンやMacを経由せずともリアルタイムで写真投稿サイトなどに写真が伝送されるという優れもの...約100ドルで、米国でも市場に試験販売されたばかりのホットプロダクツです。
創業者のYuval Korenさんが、社内を案内してくださり、その後「未踏の子たち」に、Eye-fiの企業紹介とシリコンバレーでベンチャーを起業するには...というテーマで会談をしてくださいました。オフィスは各ブースで区切られてはいるものの個室ではなく、社員全員(16名)が全て見渡せるような距離感で仕事をしています。(社員が持ち込んだワンちゃんが、嬉しそうにじゃれていました。)会議室ではなく、個人のブースに立ち寄った2人と3人で会議をしていたり、机の上には組立て途中の試作品回路が乱雑に散らかっており、その横ではソフトエンジニアがコードを書き、さらにその裏のブースでは各社のデジタルカメラと接続テストをし、サービスを提供するWebデザイナーがそばで仕事をしているという環境...小さなスタートアップ企業の元気印一杯の雰囲気が伝わってきます。
帰り道の中で、未踏の子が「会社としても成功への道が開けて、VCが投資をしてくれて、デビューした製品の評判も良いのに、Yuvalさんの表情に何か暗いものを感じるのはなんででしょう?」という質問をされて..外村さんが、「出資をしてくれたVCの指導で外部(元ロジテック)から社長を入れた結果、Yuvalさんの立場は社内で2番目になってしまったんだ...潤沢に資金は投入され、企業としても飛躍しようとしていることは創業者としても嬉しいのだろうけれど、外部の資本が入るということは同時に自分だけの会社ではなくなる、ということなんだろうね...」というお言葉に....未だ若い「未踏の子たち」は一人を除いて全て自分の創設した会社の代表取締役なので...Eye-fiの訪問から何かを感じ取ってくれたのかもねぇ...と思った私なのでした。よしよしっ!!
3日目、まだ昼メシ前...お昼ごはんは、アップル本社のMac Cafeへ....なんとも贅沢なランチを頂くことになるのでした。3日目のツアーは「闇鍋ツアーなので、何処へ行くか事前に教えないよ!」と未踏の子たちには伝えて、私がバンの運転手をしたのだけれど....以下、続く....
では、ふるかわでした
P.S. 同行取材されている、林さんの2日目の記事がこちらにアップされていました。
3月13日 シリコンバレーへのツアー、2日目後半スタンフォード大学のお膝元エルカミノとページミルの交差点近くにシリコンバレーには珍しい少し高めのビルが建っているます。そこには、昔から金融機関の支店、証券会社、ベンチャーキャピタルや弁護士事務所が集結しているのだけれど、その中にあるMorrison&Foester 法律事務所(http://www.mofo.com/)の会議室をお借りしてシリコンバレーのベンチャーキャピタリストたちや、現地で活躍されているベンチャー企業の皆さん、ジャーナリストの方々をお招きして、”スーパークリエイタ”の方々よりプレゼンテーションをする機会を頂きました。場所の提供など現地でMoFoの島崎さん(http://www.mofo.com/attorneys/7233/summary.html)には本当にお世話になりました。ありがとうございます。ホテルの宴会場ではなく現地の弁護士事務所の会議室にを利用させていただくことにより、コスト削減のうえに数多くの人脈を得ることにもつながりました。
英語でのプレゼンに皆さんドキドキしながらチャレンジ...「結論を最後に持ってくるのではなくて、最初の2分間で自分は誰で何を提案しているのか明確に語り、しっかり相手の心を掴むんだよ」、「技術の内容だけではなく、会社ビジョン、現在の資本構成、マネージメント能力、ビジネスモデル、競合他社の動向、自分たちの優位性、知財の登録申請経過、など必ず質問してくるから、準備をしてね」とあれやこれや細かく指導をしてきたのだけれど....私は、息子たちの晴れ姿を遠くから見守る父親の心境でした。始めてアメリカに来た人もいるし、着いたその日からレクチャーで次の日の朝からプロに付いて予行演習、そしてそのまま夕方にプレゼンという強行軍であったのだけれど、よく頑張ってこなしてくれました。私はツアー参加者の人たちからは、”鬼コーチ”と呼ばれているようですが...愛のムチだと思って耐えてくださいね...来場者からは厳しい質問ばかりではなく、「これこそ、私の欲しかったプロダクツだ」とまで発言して頂いたことに、"スーパークリエイタ”君も思わず笑顔が見えていました。
日経BP TechOnに詳しい記事が掲載されています。日経エレクトロニクス 狩集(かりあつまり)さんが素晴らしい記事にまとめて頂きました。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080313/148914/ 合わせて、同行取材をされている林信行さんの記事はこちらに、
http://ascii.jp/elem/000/000/116/116097/ プレゼン終了後に、レセプションがあって参加者の皆さんとパーティの場にて歓談している中でようやく緊張も溶けてきて、雄弁に語っている”スーパークリエイタ”君たち...今回の経験が世界を相手に勝負するキッカケになってくれたら嬉しいな、と思っています。明日もまた、忙しい旅になりますよ!!
では、ふるかわでした シリコンバレーのツアー、2日目いう話の中では、シリコンバレーの風土として...
この話は、他のコーチ役の人たちからも度々聞かされた言葉で...日本のスタイルとして、”頑張っている人間に対して、何かネガティブなことを語ってばかり人がいたり”、”失敗した人間には、2度とチャンスが巡ってこない”という雰囲気を感じることがありますし、ついつい自分の行動規範を見ていても、”口煩い、ウザイオヤジの発言かなぁ”と反省しつつ、ついつい厳しい言葉を吐いてしまうことに反省しきり、なんてこともあるのだけれど.... 未踏の”スーパークリエイタこと天才クンたち"(これは、そう呼ばれているだけで...私はそう呼びことにかなり抵抗があるので、以後”未踏の子”と書きますが....彼らがどのようにそれらの講義を受け止めているかな、と観察していたら....午後にあるプレゼンの内容を編集していたり、白眼をむいて時差ボケと闘っていたり、我ここにあらず、という顔をしている子たちばかり.... 思わず、私は....「今日、お話を聴くにあたってその人の背景を下調べすることも無しに臨んでいるのか?」「眠たくなったら、お手洗いに席を立って顔を洗うなり、コーヒーでも飲め!!!」「だいたい、誰もノートを取っていないってのは、どういう作法で人の話を聞いているんだ?」「帰ったらそれぞれの講義のレポートを提出してもらって、未踏のオフ会で発表してもらうからな!!!」と...鬼コーチの発言連続....昔マイクロソフトで仕事をしていた時のボスとしての発言に比べれば、とても優しいジェントルな発言をしようと心がけたつもりだったのだけれど...自分の中では、「やばい、また嫌味なオヤジをやっている、こんなはずじやなかったのに..」と反省しきり...自分がシリコンバレーに初めて訪問したころは、ひとつの言葉を漏らさないように、カセットテープで全部録音しながら、ノートを取ったり、全神経を集中して全てを吸収してやろうとハイテンションで臨んだものだけれどなぁ...何度も何度も、「スティーブジョブズもビルゲイツも自分が創造的なアイディアを喋るだけではなく、人の話を聞きとるリスニング能力に優れているのだよ」と言ってはいるのだけど...全然、人の話を聞いちゃいない...未踏の子たちは....と、落胆はさらに続くのであった
彼の講義の締めくくりの言葉として、「We want to bring the DNA of Silicon Valley to Entrepreneurs all over the World through education & mentorship」という言葉が本当に心に沁みるのでありました。その言葉をちゃんと聞きとり、噛みしめて、そのDNAを自ら取り込み、成功のキッカケを掴み、自ら成功し、そのDNAを他の人にも広めてほしいと思っているのだけれど.... 頭の中では、「ロバを井戸まで連れてくるのは簡単だけれど、飲むか飲まないかはロバ次第..」ということわざを何度も思いだすのでありました。...まぁ、自分の若い頃は、”授業を受けるのに予習もなし、ノートなんか取らない、授業中に寝ている」なんてことはしょっちゅうであったので...人のことをとやかく言える立場じゃないんですがね...ははっ
以下次号...
では、ふるかわでした 3月12日 シリコンバレーへのツアー団長に就任すIPA(情報処理推進機構)の「未踏ソフトウェア創造事業」に採択された経験のある"スーパークリエイタ君”たちを引き連れて、シリコンバレーにやってきました。2000年から実施されている未踏ソフトウェア創造事業とは、ソフトウェア分野で優れた技術者を発掘し政府(経済産業省)の管轄団体であるIPAから財政支援、起業化支援、海外展開の援助をしていこうという施策であります。そこで選出されたスーパークリエイタたちは、すでにITベンチャーとして活躍を始めたり(ソフトEtherの登さんや、ルナスケープの近藤さん)それぞれ企業に就職して活躍されています。(グーグル本社には4人以上スーパークリエイタが就職しているそうな...)私も2007年度の未踏ソフトウェア事業の公募にPM(プログラムマネージャ)として参加し採択案件(2007年度I期、II期)を見守ってきました。さらに、過去7年間におけるスーパークリエイタの皆さんたちと「未踏オフ会」を開催したことは、昨年12月の本ブログエントリでもご紹介した通りです。(nobilogでも紹介)
そのスーパークリエイタの中から今回は7企業8人の方々を引き連れてシリコンバレーにやってきました。
天才クンとおだてるにのが良いのかどうか判りませんが、荒削りではあるが素晴らしいアイディアとそれを実現する技術力を持ち合わせながら、とてもナィーブな若者たちに...シリコンバレーの風に当たって、武者修行の旅をしてもらおうとの企画...最初は、旅行代理店のパッケージツアーのような内容だったのだけれど、シリコンバ
その後、エルカミノ沿いのホテル(Creekside Inn)にチェックイン、シャワーを浴びてそのまま晩御飯はサンタクララのBirk'sへ.....6人ずつのテーブルに分かれて米国流のステーキを堪能....私のバンに12人乗せてホテルに戻り時間はすでに夜11時にならんとしていたところに、アップルの増井さん(iPod touchの日本語入力を開発した人)から電話...「今日ウチに9人お客さんが来はって、そのウチの何人かが古川さんに会いたいっていってるんですわ..」とホテルのロビーから電話...ぐげっ、ユーディットの関根千佳さんを始めとする日本のアクセシビリティに取り組む第一人者のみなさん総勢9名が私の部屋になだれ込んできて、さらにIPAの方、ツアー参加者など..深夜のホテル部屋は一挙に満員電車のごとく...自分もMS在職中に手掛けていたアクセシビリティの分野で、最近のマイクロソフト株式会社も...とても頑張っていますよ、と伺い嬉しくなりました。(ロスでその方面の会議があるそうで...)
NECからこられたみなさんも、「株式会社NECデザインのユニバーサルデザインセンター」「NEC宣伝部のユニバーサルデザイン・ブランド戦略室」に所属されておられる方々で、NEC社長直轄のプロジェクトとして元気はつらつで取り組んでおられるとのこと..同じ部屋の奥のテーブルでは、増井さんが自分のパソコン(Mac Airではなく、パナソニックのLet's Noteじゃん)でなにやら自分の開発したプログラムのお披露目会が始まってしまい、スーパークリエイタ君たちは、あこがれのロックスターに出会ったような眼で増井さんの一挙手一動にクギ付け...
時刻はすでに深夜1時を過ぎて...9人の皆さんをスタンフォードシェラトンホテルまで送り(これまた私のバンにて..私が運転手)そして増井さんを自宅に送り...長い1日(30時間以上だぁ)がやっと終わったのでありました。ふぅーっ...昔シリコンバレーに初めてやってきたころのノリを思い出す私なのでした。
今回のツアーは、nobiさんこと林信行さんに同行取材をしていただいているのでプロのジャーナリストとしての視点で「ブログによる多次元中継」が実現できそうです。
合わせて、日経BPのサンノゼ支局からも以下のような記事が発信されていました。
では、ふるかわでした。
P.S. こうしてブログエントリをしている間に朝の8時になってしまいましたが、Fry's は8時から開くので今日の会議9:45スタートの前にちょっと覗いてこようか、迷っているところ...ありゃ、いつ寝たんだっけ...と35年以上....こんな生活パターンは今日も続くのであった...
写真は、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジとアルカトロス島、サンフランシスコダウンタウンとベイブリッジ(ライカM8に、フォクトレンダーのノクトン35mmf1.4..文中の写真もストロボ使用せず...)..未踏の子に「古川さん、昔子供のころに何になりたかったのですか?」、と聞かれて...「写真家」と恥ずかしそうに答えてしまった私なのでした。
3月8日 IEが死んだ。Outlookは自爆した。MS IMEの辞書は更新してさらにお馬鹿になった。情報が失われる可能性があるのは困るので、「プログラムの応答を待ちます」と2時間待っても何も起きず...パソコンをシャットダウン....そして書きかけの原稿は全て....失われた....ということで、今日のエントリは無しに... だったら、最初から「情報が失われる可能性がある」ではなく、自分の不手際で情報を無くしたので、「ごめんなさい」の一言を言わんかい!! と思うのであった! そして、Outlookが自爆し、書きかけのメールを失った...さらに、何の確認も無いままOutlookは強制終了された...再起動が始まり、「データ・ファイルが壊れているかもしれないのでチェックしています。」とのメッセージが表示されました。 そして、2月にMS Office版IMEの辞書更新をしたのちに全ての学習効果を失い、結果として、 「新宿まで王福2枚ください。」「ステーキ区板井です」「〇党でも良い」(冷凍ね)と、文章一括返還をしてもさらに、頭の弱い子になってしまって、「四昨晩のデモ」(試作版)「試作版をれリース」(レリース)に至っては何をどう解析しているのか全く不明...週末に、とっても無駄な時間を強いられてイライラ...しているのでありました。 では、ふるかわでした 3月5日 オノマトペ って知っていますか?GIGAZINEの2月29日付で、「オノマトペ」の話が出ていたのをご覧になった方もいらっしゃるかな?http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080229_onomatopedia/
IPAが未踏ソフトウェア創造事業というプロジェクトを実施しており、2007年度第Ⅱ期 に採択された案件のひとつが、お茶の水女子大の皆さんが開発した「日本語話者と学習者を巻き込むFolksonomy型オノマトペ用例辞典の開発」、大川恵子PMが担当された本件...私もサブPMとして関わりを持ち、先週の土曜日に成果発表会が開催され参加してきました。 http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2007mito2/gaiyou/3-13.html 「オノマトペディア」と、「オノマトぺた!、未公開」の話、詳細はこちらに...
日本語処理や日本語解析に関して、こんなアプローチもあるんだ...とワクワクしませんか?
では、ふるかわでした 3月4日 DP1入手せり使用して1日なので、まだファースト・インプレッションという感じではあるのですが...
1. 発売初日に、フードも予備電池も出荷が間に合わなかったというのは如何なものか? フードが無いと、レンズ保護フィルターが装着できないとのこと...早く出荷してくださいね!>SIGMA殿...
2. 手の大きい私としては、手で握ったグリップ性を考えたボディ形状であって欲しかったな、と思うのです。東急ハンズで黒い硬質スポンジを買ってきてカメラボディに合わせてカット、貼り込んでしまおうと思っています。
3. 電源ボタンを押すとレンズが電動でせり出してくるのだけれど、レンズキャップ(これも多くのデジカメのようにシャッター式でレンズプロテクションが開く方が良いのに)を外して電源をONしないと途中でロックしてしまう。
4. キャップがこれまた両脇から摘むのかと思わせるような突起があるのだけど、たんに引っ張るだけという設計にはNikkorのレンズキャップに慣れ親しんできた自分の指が馴染んでくれない...というわけで、ポケットから出して片手ですぐ撮影というわけにはいかず、焦りながらキャップ外す、キャップをポケットに入れる...その前に電源スイッチを押すとレンズ鏡胴がぶつかって、立ち往生...
5. LCDの保護シールは出荷時の保護用なので、2.5インチの汎用プロテクションシールを購入しなかったお客様はLCDパネルに傷があると返品しにきた事例があるとか...
6. レンズがf4でISO感度が800が最高値、AUTOではISO200までとは....ノクチの50mm/f1.0やノクトン・クラシックの35mm/f1.4はたまたD3のISO6400を堪能してしまった私には、DP1の28mmF4で、室内のシャッタースピードが1/8あたりでウロウロしているのは撮影条件として??? GRデジタルIIのユーザーは結構暗い場所でもフラッシュ無しで撮っていたようなのに....どうしたDP1!!
7. 液晶パネルのファインダーは、やはり私には向いていないのかも...最近M8用のピンが薄いレンズを使いこなすにあたり、左の目にピンを合わせるかそれとも右目か、鼻スジかを瞬時に判断して、フォーカスリングを操作するのではなく、自分の体をカメラごと前後に動かしてピンが来たところでシャッターを押す、というレンジファインダーの撮影技を身に付けたばかりの私にしてみると....液晶でピンが来ていると思ってシャッターを押したのに、ピンボケになるのはちょっと我慢ならない(これは、自分がDP1を使いこなせていないだけの話なんだけれど..)
8. ボディの質感とデザインは、10万円の商品のソレではないような気がする...デザイン以前の問題として、、ボディが厚いのでポケットには入らないよ、これっ...
ちょっと手厳しい意見ではありますが...誰が撮ってもそこそこ綺麗に写ってしまうデジカメではなく、「こいつを使いこなすのは、大変だわぁーっ」と感じるDP1..いつかは手なずけてみせるぞーぉ、と心に誓うのでありました。このボディに搭載しているフォビオンという受光デバイス、実はマイクロソフトの研究所も深く関わりを持ったブツでもあるので...なんとか使いこなしてやりたい、と思いつつ...実は、容姿に惚れて付き合い始めたら...とんでもない性格であったという女性と恋に落ちたような...目眩と戸惑いを感じるのでありました。
では、ふるかわでした 3月2日 今週購入した書籍と雑誌情報メディア白書2008、電通総研編、ダイヤモンド社 古川コメント:これを端から端まで眺めていると、コンテンツ市場が既にどの方向に進み出しているのか、読み取ることができます。 お立ち台通信Vol.1、Rail Magazine、ネコ・パブリッシング 古川コメント:「お立ち台」という言葉にジュリアナTOKYOやベルファーレ(建物ごと無くなっちゃって平地で工事中なり、感無量...)を思い出した人、大きな期待を持ってクリックすると、その「お立ち台」ではありませんでした..ははっ 古川コメント:最新ビデオ技術をキャッチアップ... ニコンとライカの研究、写真工業出版 古川コメント:このキーワードに敏感になっています。 よくわかる信託法、佐藤哲治、ぎょうせい 古川コメント:死んだ後の個人資産を管理する信託ではなく、投資信託でもなく、そう信託法による新しいビジネスモデルの創出なんてことが、新設大学院のテーマのひとつにもなります。 著作権ビジネス最前線、久保利英明、内田晴康、横山経通、中央経済社 古川コメント「放送と通信の融合に関する懇談会」でご一緒した久保利先生共著の本、勉強させて頂きます。 バルタザール・グラシアンの賢人の知恵、バルタザール・グラシアン、ディスカバー 古川コメント:ディスカバーという出版社、結構良い本をたくさん出しておられます。まだ、全部読んでいないけれど、書店で斜め読み、即購入というパターン 人生のプロジェクト、山崎拓巳、SANCTUARYBOOKS 古川コメント:多分これまた2冊目、同じ本買ってしまった、かな 古川コメント:毎日新聞は購読していないのだけれど、このコラムは好き!! そう、”バザールでござーる”や”サントリーモルツ”の佐藤雅彦先生(メディアクリエーター)です。http://www.masahicom.com/ New Media, 特集:データ放送の新展開、株式会社ニューメディア 古川コメント:ニューメディアという言葉は古臭く感じてしまうようになったけれど、この雑誌の提供している内容はいつもホットで、最新の技術動向や、日本における素晴らしい技術者/研究者たちの活躍にスポットライトを照らしています。 宣伝会議、2008no.735 2/15、宣伝会議 古川コメント:赤と黒、一緒に買うこと多し... 古川コメント:最新AVトレンドはこちらから...朝倉さんと本田さんのコンビ、鋭い視点でCESの話からHD DVDの顛末まで...とてもためになります。 エコノミスト3月4日号、「テレビの憂鬱」、エコノミスト 古川コメント:エコノミストのような硬派の雑誌が現在のテレビ産業を憂い、未来を示唆する立場で特集を組むって凄いことです。特集の巻頭言を書いておられるのは、岸さん、4月から一緒に仕事をします。楽しみ.... AXIS、2008年4月号、AXIS 古川コメント:AXISを購読しなくなる瞬間があるとしたら、それはもう私が社会の流れについて行けなくなった時なんだろうなぁ...今の所、この刺激を心地よく受け止めています。いつも思うのだけれど、英語併記のスタイルが秀逸です。 広告批評、2008Feb、マドラ出版 古川コメント:宣伝会議の雑誌、書籍にはある思い入れのある私ではありますが、広告批評も実は愛読書だったりして... Windows パーフェクトガイドon Mac、株式会社アスキー 古川コメント:版元ですでに完売!! 書店に急げ!! WEB BRANDING, 48 Rules for Success、SHOEISHA 古川コメント:2005年の旧作ではありますが、著者の「生田昌弘/株式会社キノトロープ」に反応した人は購入すべし.... WEB MARKETING, 48 Rules for Sccess、SHOEISHA 古川コメント:翔泳社もこのようなシリーズをカチッと出しているところが素敵です。 古川コメント:広告コピーの名作をひも解くだけではなく、自分の生きていたその時代と照らし合わせながら読むと最高です。 Wine Spectator、JAN31-FEB29,2008 古川コメント:シアトルの空港売店でたいてい最新号を購入... 古川コメント:実はリコーのGRIIを思うことあって、絶対買うぞと心に決めてヨドバシまで行ったのだけど、店頭で急遽方針変更...その顛末はそのうちエントリします。 とれいん3月号、エリエイ出版 古川コメント:最近は自分の傾注している分野の記事が少なく、何号か買いそびれていたので、バックナンバーと同時に最新号を購入 では、ふるかわでした |
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