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8月3日

最近の若い子たちの発想は...んっ?

金先生のゼミ(そのブログ)、ゼミ生による経済産業省の訪問後に企画された春学期打ち上げに参加してきました。Dr. 本荘の金ゼミ訪問記もCNETで見かけたけれど...今回の経産省訪問は、森祐治さんにもご協力頂いたみたい...打ち上げにも参加すれば良かったのに!金先生は、私が人生で会った中でトップクラスの、人の話を聞く能力と洞察力、グループの議論を喚起して、その意思を取りまとめる統率力、自分のアイディアを盛り込んで総意を取りまとめる卓越した能力をお持ちの方です。 金正勲先生の背景...日本の政治家が彼のような技量を身に付ければ、日本の政治も少しは良くなるのに....

金ゼミの打ち上げは、日比谷シャンテイのBIANにて開催..飲み放題なので大学2年生や3年生の元気印なら底無しのような飲み方をするのかと思ったら極めてお行儀の良い子ばかり....若い学生さんたちで、将来に向けてチャレンジしてみたいと眼を輝かせて語る子たちと議論を交わすのは、私にとってもとても刺激になりました。

ある男の子と会話をしていた時に、「将来何を目指しているの?目標とか、夢とかあるのかな?」と聞いたところ...「僕は、Googleに会社を高く売ることを考えています。」...私は、「んっ、それはどんな会社でどのような技術や、どのようなサービスを提供する会社を創るの?」と聞いたところ、その学生さんは「それが見つかればいいんですけれどね、今は何も思いつきません。」という言葉に私は...久しぶりに、キレたっ、昔それも10年から20年前は仕事の上でしょっちゅうキレていた私は...相当コワモテの人であったらしい。その当時マイクロソフトにおいて私の元で修行した中途入社の社員は入社1週間で円形脱毛症を3個作り、入社1週間目の新入社員は小さな失敗を私にこっぴどく叱られて、3日ほど自宅のベッドで泣き明かして出社拒否症になったらしい(と、お母さんから連絡が来た)。最近の私は丸くなったので(体も?)そんなキレ方をしたことが無かったのだけれど....今回は、本当にキレた...それでも使う言葉は相手を思って優しく優しく振舞っていたつもりなのだけれど...

「おれは、何の技術もアイディアも無いヤツが、上場するだの、会社を買って欲しいだの、話すのを聞くことは俺にとって人生のもっとも無駄な時間だと思っているんだぁ」
「3歳の子供が、電車の運転士になりたい、宇宙飛行士になりたい、お医者さんになりたい、って言っている中に、一人だけ ”僕は金持ちになりたい”って子供がいたらどう思う?かっこ悪くないか? おいおい、少しはマトモな夢をもてよ!!!」
「金持ちになるってのは結果であって、何か実現したい野望があってそれを実現したら結果として金持ちになったというのは立派なことだけど、最初から金持ちになりてぇ、なんて発想は貧困だし、それ自体も目的にするヤツで金持ちになった話など聞いたことがないっ」
「若いなりに、野心を持つとか、ビジョンを現実のものにする、未来を創るってのは良いけれど、何だとぉ、Googleに高く買ってもらう、ことが人生の目標だと...くだらん!!」
「GoogleはGoogleで素晴らしい会社だけど、それを超える会社起業化したり、Googleの未だに気付いていない領域にて先導的役割を果たすとか、Googleが買収をしかけてくるような素晴らしい技術やサービスを立ち上げる、そんなアイディアがあるんだ、ってなら話をする価値もあるけれど...アイディアは何も無いのですけれど...上場したいだの、買収してほしいだの、一体なんでそんな発想になってしまうわけ」「カッチョ悪いぜ、そんなこと」...罵倒すらしなかったものの...眼は完全に吊りあがっていたのだろうなぁ...若い子なりにもっと夢を持ってそれを実現したい、というモチベーションと野望を持っていてほしいなぁ....

いつだったか、麻布高校で授業をしたときに...授業が終わって、質問の時間に....一人の子が教壇に近づいてきて、提案があります...「んっ、なんだい?」「僕は、やりたい事があるのだけど、実は買いたいものがあるのだけど...」「それで」「だから、お金をください。」って言われてガーンっと頭を殴られたような気になったことがあるのだけれど...そのショックを思い出してしまった...若い子たちには、無限のチャンスと時間があるのに、それを活かして何でもできるぜぃ、と煽ってみると、若い子から「古川さん、元気ですねぇ、今は元気だけで成功できるほど多くのチャンスはないんですよぉ、昔と違って」なんて言われると....「おいおい、私より爺さんみたいな考え方ではないのかい!?」と思うのでありました。

奥出研究室の元気印満杯の子たちを観た後の会話だったので、余計ショックだったのだけど...さらに....「ツアー旅行でシリコンバレーに行って....Geekになることを決意した」なんてエントリを読んで...思わず、私は「Geekはツアー旅行なんかしないぜぃ...とつぶやくのであった。」まぁ、そんな子たちを追い詰めるのではなく、もっと面白いことがあるよ!!と優しく語りかけるのが今流なのかなぁ...でも、私が若いころは、意味もなく「罵倒されたり、侮辱されて、その中からゾンビのように打たれても、打たれても這い上がってくるってエネルギーのあるヤツだけが生き残ったのだけど..今は、そんな風に頑張ってしまうヤツは、むしろかっこ悪いと思われるのだって...」

では、ふるかわでした

 

评论 (7)

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gordonl 发表:
古川様、
 
この記事ですが、少し、私の若い頃を思い出し、ニヤニヤしてしまいました。MS-DOSの黒本をたまたま書店で立ち見して、MSで働こうと決めて、2年間ソフトハウスでの勉強の後、MSに入社し、OS2、Windows、NT、CEと色々なOSを開発させていただきました。辛い事も今は良い思いでです。10年ちょっとですが、とても短く感じました。
 
私も、古川様程ではありませんが、昨今、若い方たちの意見を聞いていると、現実味が欠けているような気がしてなりません。自分の興味、自分の強みがどこにあり、それをどうして、どのような戦略でどういう事を実現するから、MS、Googleをはじめとした企業様から買収されるといった、もう少し、現実的な話が出来ればな、なんて思っております。
 
とはいえ、彼ら、彼女たちの年代の頃の私は、どうだったのだろうかと考えてみると、必死にプログラムコードを追いかけていただけで、そのような事も考える余裕などなかったななんて…
 
年を取ってしまったのでしょうか…などと、昨今の自分の腰の重さをつくづく感じさせられた次第です。
 
さらなるご活躍を楽しみにしております。
8 月 17 日
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通りすがり 发表:

> 若い子なりにもっと夢を持ってそれを実現したい、というモチベーションと野望を持っていてほしいなぁ....

これは若い人の責任でしょうか?こういったモチベーションが持てなくなっているのは我々大人の問題の気がします。若い人を叱咤するより自分達の足下を見直す必要があるのでは。


8 月 7 日
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サンディエゴ無頼 发表:
僕は起業してません。僕自身、商売が下手くそなのはよく知っているので、ビジネスはしません。それに、お金持ちになるのが僕の人生最大の目的ではありません。

起業にしろ、アートにしろサイエンスにしろ、自分が何をしたいか、それを”本気で”実現しようとしているかが大切なのではないかと思います。ビジネスをするー金持ちになるー学者になるー家族と楽しむー彼女と幸せに、どれも真剣に本人のしたい事だとしたら、それはそれで良いんじゃないですか?他人がとやかくいうことじゃない。人それぞれだから。だから「起業したか、しないか」で、その人を判断するのは如何なものでしょうか?起業が人生全ての基準ではないでしょう。とりあえず始めるというのが大切という点は全く同感です。それは起業に限らず、どの分野でも大切でしょう。

ビジネスにしても、サイエンスにしても、アートにしても、何か成し遂げるには、強い気持ちを持っている事が必須だと思います(あと持続することも)。そういう強い決心もせず、ただ軽い気持ちでカッコ良いことばかり言う人が多いんじゃないか?ただ流行にのって「起業」と言ってないか?真剣に本気で思っているのか?疑問に感じることが多いー僕が言いたかったのはこの点です。全ては本人次第だからどうでも良いのですが。。。。
8 月 5 日
雅也发表:
>そんな風に頑張ってしまうヤツは、むしろかっこ悪いと思われるのだって...
うーん・・・そんな風に頑張れる人は、かっこいいと思います。まわりの人も元気にできる人ですよね。

でも、ちょっと自分の物差しでしか見てないことはないですか?
無駄につぶさなくてもいい人材を、つぶしてしまってることないですか?
8 月 5 日
没有名字发表:
というようなことをいいくさり始めた人がいた。するとその場で一番の年長者が「いやあまったくだ」と同調し始めたので逃げ出したくなった。のだけれども、その人はそのまま「元和元(1615)年以降に生まれたやつは戦国の空気や美風をまるで知らんから背筋がしゃんとしてないし幼稚なんだ。慶長生まれと違って甘やかされてるしなあ」とか言い出したので笑った。こういうたしなめ方もあるか。 引用:http://fragments.g.hatena.ne.jp/Tez/comment?date=20070804#c >僕は、Googleに会社を高く売ることを考えています。 いやいや、十分立派な目標だと思いますよ。 私がその場にいて、 >カッチョ悪いぜ、そんなこと なんていう人がいたら、とんだ視野の狭い方だなと罵倒します。 >それ自体も目的にするヤツで金持ちになった話など聞いたことがないっ 私は、お金持ちになりたくて会社を興した企業家です。もちろん、私の周りにもお金持ちになりたいという理由から起業した方たくさんいらっしゃいます。甲●さんとか、貞●さんとか、よくパーティに呼んでいただくのでそういった昔の話を聞きます。本当に、金がほしいという欲望で皆さんお金持ちになられました。わたしも、その方たちには及びませんが、資産を築くことができました。誰を基準にするかで変わりますが、お金持ちであることは変わりありません。つまり、お金持ちになりたいという理由で、お金持ちになることは可能であるし、それで上場している加●社長のお話なんか最たるものでしょう。 >当時マイクロソフトにおいて私の元で修行した 私の周りにもいました。自分の力を過信して、自分のやり方が絶対だと思い、それ以外のやり方を認めなず、部下を育てることができない人。人は財産ですよー、大きな組織にいるからその人一人を集める大変さもわからないんでしょうが。 サンディエゴ無頼様 で、先生は起業し、かつ成功されたんでしょうか。私は、ある特定市場に対して、国際ビジネスの橋渡しをするというビジョンをもって起業しましたが、3ヶ月で別の事業に方向転換しました。結果、資産を築くことができました。そんな私が思うのは、とりあえず起業することも大事なんだということです。問題点をいくつも挙げて、だから難しいという方よりも、とりあえず行動を起さないと一生起業で成功はできません。ですよね。この意味わかりますよね。3年後にその学生と会って再考してみてください。 時間が合ったらブログに書いてトラックバックさせていただきます。
8 月 5 日
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サンディエゴ無頼 发表:
庵主殿、「起業ブーム」に乗っかるだけのthougltlessな若者、最近多いですよ!日本だけでなく、アメリカでも!

当方南カリフォルニアのパドレスのホームタウンにある大学、っていうよりもQuelcomの創業者が教鞭を執っていた大学って言った方がいいかも、で働いています。
Ph.D.studentの中には「起業したい」という人がいますね。でも、その子たちと話していて、「何を使って起業するの?」と聞くと、「まだ見つかっていない」とか「何かを少しばかり改良して、それを売る」とか。。。。。会社の形だけで、まったく何をするのかビジョンがない。「まず起業ありき」で、会社で何をするかは起業してから。。。。

そんな奴に限って、やれ「マーケッティング」やら「ストック」やら「キャッシュフロー」やら専門用語を振りかざす。僕に言わせたら「いったい何で商売するつもり?商売をするために一番大切な部分が欠けている!」

確かに目から鱗的な、簡単でしかもRevolutionalな改良ってのもあるけれど、その前に、君にしか出来ない物を創り出す、身につけるのが先決ではないのと、いつも思います。それには、君なりのアイディアを出し続けていく、学び自分で考えていくしかない!!自分で全てを作らなくて、他人から借りてきてもいい。でも自分なりのビジョンが必要だと思います。

そういうコアになる部分がなくては、「起業ゴッコ」でしかないと思います。そういう学生さんが多い!まあ「起業ゴッコ」レベルでも、独立心・起業魂を持つというのは、良いことなのかもしれませんが。。。

お互いに、「いまどきの若者は。。。ぶつぶつぶつぶつ」を言っているのでしょう。僕も若者だったはずなのになあ(笑)。


8 月 5 日
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しろう 发表:
今読んでいる北尾吉孝さんの本にも同じようなことが書かれていました。
志と野心のはき違えや、松下幸之助氏の「所主告示」にあるようなことが最近は欠如しているのではないかと。主婦を家事労働から解放したいというのはたとえですが、着眼点を変えるべきだと自分も勉強になりました。

自分にとってあまりにもタイムリーなエントリだったのでコメントさせていただきました(笑)
8 月 4 日

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