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3月29日

コンピュータ歴史博物館にて

シリコンバレーのComputer History Museumには、そろばん、計算尺、ENIAC、IBM System360、Cray、Apples Iなどの歴史に残るコンピュータの名品がズラリと並んでいます(ドイツのエニグマ暗号発生器も)。自分がコンピュータに関わりを持った時代は1976年以降なのですが...その時代の逸品も数多く展示されています。PDP11/70、PDP11/45、CDC170、IMSAI8080などなど1970年代後半から80年代初頭に自分がコンピュータに初めて触れた当時のマシンが既に歴史の一部になっているのだなぁ、と感慨深いものがありました。
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特にPCのコーナーにおいては、IBM PCデビュー以前のSOL20、ALTAIR8800OSI ChallengerKayProSWTPC6800HORIZON II、PET2001、TRS-80、Apple II、Osborne 1、XEROXのAlto、などなど懐かしいマシンの宝庫!! ひとつひとつのマシンの逸話...たとえば、「ALTAIRのキットに付属するS100バスのコネクタはカードエッジの入る長さが短いのでそれは捨ててしまって別のコネクタを別途購入して装着ないと使えないS-100ボードがあった」「メモリカードの近接するエッチング・パターンが接触していて、ボード完成後にスイッチング・レギュレータの電源を加えて焼き切った」「PET2001が日本に輸入された時に、どでかいトランスがねじ止めされておらず搬送中にキャビネットの中でゴロゴロ転がりICや基盤をぶち切ったものが日本に届いた...それを私は秋葉原のアルバイトで直したんだ」「KIM-1の20mAカレントループというTTY接続ポートに100Vの電源を繋いで、2cmくらいの真っ黒焦げの穴を空けて、修理に持ち込んだ東大生がいたなぁ」「SWTPCはスルーホールが電気的に繋がっておらず、一つひとつのホールを半田で埋めたのだけれど、スルーホールの穴が大きくて半田がツララのように垂れてしまったなぁ」「Horizonのフロッピーはハードセクターで5インチのフロッピー内側に10個の穴が開いていたなぁ, CP/MではなくNorthStarBASICとDOSが使われていて、オリジンは浮動小数点の計算ボードを生産していたケンタッキー・フライド・コンピュータという会社がNorth Starになってのであった」「コンパック・ポータブルとは言いながら電動ミシンほどのサイズで飛行機に持ち込んだら機内に収まらず...コックピットのパイロット席の後ろに預かってもらったことがあったなぁ...今のセキュリティでは考えられないことだなぁ」「SUN-1がデビューした時に村井純さんと、スタンフォード大学キャンパス内のSUN Micro Systemsを訪問したなぁ...Stanford University NetworkでSUNだって説明を受けたなぁ」「TANDYのM100、山下さん、Jei鈴木、林さんがシアトルで頑張っていたなぁ」なんてことを次々と思いだすのでありました。歴史に残しておかなければならない重要な事から、どうでも良いような細かい細かい話まで、次々と頭の中でフラッシュバックしてくるのに....最近他のことでは物忘れが激しい私なのでした...
 
L1060806 (2) 説明員として立ち会って頂いた、Jim Manleyさん、コンピュータの歴史を知りつくした生き字引のような方で含蓄深いお話にこれまた聞き入ってしまいました。ミュージアムの訪問の後、館内で食事会があったのだけど...Jim Manleyさんとさらにお話をする機会があったのだけれど...なんと...「私はSam Furukawaを知っている、貴方は鉄道と鉄道模型の写真家でしょう?」というわけで、私の名前は米国では鉄道写真家として一寸は知られているらしい。Jimさんは、ZゲージというNゲージ(1/150)よりさらに小さいZゲージ(1/220)の鉄道模型愛好家であることが判り....食事中の会話は...ビンテージコンピュータと鉄道模型のカルトQ的話になってしまい、廻りで一生懸命会話に絡もうと思っている人たち全てを置き去りにして、2人の世界に入り込んでいたのでありました。
 
日本にもコンピュータの博物館が是非欲しいなぁ、その隣には鉄道模型の博物館などあって、そんな場所で引退後の私が説明員などやっていたら、幸せな老後なんだろうなぁ...なんて、思ってしまうのでありました。
 
近刊で、以下の本にも同博物館の展示品が掲載されています。
Core Memory-ヴィンテージコンピュータの美、写真Mark Richards、文:John Alderman、翻訳:鴨澤眞夫、発行:オライリー・ジャパン/発売:オーム社 http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113579/
 
では、ふるかわでした

评论 (5)

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没有名字发表:
更新していないのにRSS配信するのは止めてください。
詐欺行為です。
6 月 13 日
匿名 的图片
Molice@高木啓多 发表:
 幾つか前の投稿で紹介されました有志団体RetroPC Foundationの高木と申します。
 買取後、数年の間は埼玉の北の方に保管しておりましたが、折悪しくこの時期に椎間板ヘルニアを患い(「体調を崩されたり」というのがこの一端ですね)電車、自動車での遠出が出来なくなったため、整理作業に3年ほど空白ができてしまいました。
 昨年7月、東京都内の倉庫に全て移送することができたため、以後、月に1、2度有志で集まり、整理・メンテナンスなどの作業を続けております。近々では、6/1(日)が作業日となっております。
 現在、WEBサイトを閉じておりますが、mixiの「レトロパソコン」コミュニティなどで時折、作業経過を報告しております。
 具体的な展示の話なども幾つか動いておりますので、2年以内には何らかの成果をお見せすることができるかも知れません。
5 月 31 日
匿名 的图片
まるやまたかひろ 发表:
古川さん、こんにちは。

そうです。日本にもコンピュータミュージアムは必要です。
できたら、コンピュータミュージアムの隣、鉄道博物館の反対側の隣に、コンピュータ関連の図書館もあるとよいです。マニュアル図書館とかも。

どこにどうやって働きかけたらいいんでしょうね。

それとも、NPOでコンピュータミュージアムをつくってしまうとかを考えると、まずは「古川財団(?)」の設立でしょうか?

...そんなことも、山中湖畔で夢想していたりします...
5 月 14 日
没有名字发表:
日本でも古いパソコンを集めている方がいらっしゃいます。
パソコンが 700 台以上あるそうです (虎菊コレクション)。
http://retropc.net/archives/2007/12/pc-10.html
「虎菊」氏が集めておられたものを、高木啓多氏が買い取ったそうです。

機種のリストは、前の所有者であった虎菊氏のサイトに掲載されています
(一瞬アダルトサイトのようにみえるのでご注意を)。
http://www.toragiku.com/kopa.htm

他にも古いアーケードゲームを集めている方がいらっしゃいます。
http://island.geocities.jp/ugsf_west/

本業が忙しかったり体調を崩されたり
公開する場所がなかったりで、
全体像を一般公開するところまでには至っていないようです。
4 月 15 日
没有名字发表:
古川さん

初めて投稿します。まだソフト業界に就職して3年足らずの若造ですが、私もこうした博物館が日本にもあれば良いなあと感じました。

まだまだコンピュータと仲良くなれていませんが、もしそんな話があれば、是非その企画に参加し、コンピュータの深さを味わいたいと思いました。
3 月 30 日

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http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!9612.trak
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