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8 November コーヒーの話[11月8日記、シアトルにて]
昨今のスターバックスはあらゆる場所で文化の一部になりつつあると思います。私が最初にアメリカを訪れた頃は、25セントで食事と一緒に頼む出がらしのようなコーヒーしかお目にかかることはありませんでした。当時は、ラーメンが食べたい、耳かきが欲しい、そして美味しいコーヒーが飲みたいと禁断症状になっていたものです。それが今や、スターバックスのみならず、Tully’sやSeattle’s Best Coffeeまで全米の展開から海外進出までされているようです。
彼らはビジネスとしてだけではなく、バリスタによる品質管理とサービス、読書の時間(アメリカの本屋には、立ち読みならぬ座り読みをすることが可能な出店あり)、無線LANによるインターネットアクセス環境などを含む「豊かな時間の提供」を実現しています。
昔、私がコーヒーにのめり込んでいた頃、新橋の「コクテール堂」というコーヒー豆の卸屋さんに直接伺い、キログラム単位で買うなんてことをしていました。その当時からコクテール堂が豆を卸していたコーヒー屋さんを端から訪問していくとか…五番町の「五番町」、カフェブンナ、六本木の狼屋、アンセーヌ・ダングルなどなどですが…自分で3枚合わせのネルを調達し、使わないときは水を張ってその中に入れておくとか、お湯は2個のポットの間をくぐらせて揉むとか、糸のように細い注ぎ方で前後に動かし、蒸らしてそして回転させるとか、それは一つの儀式かお作法に近いことをやっていました。
最近は、そこそこ美味しく入れてくれるコーヒーメーカーもあるので、堕落してしまった私はスポングで豆を挽くのではなく、電動ミルでジャーっと挽いてはお気楽に紙フィルターのコーヒーメーカーで済ませていたのでした。ところが、最近の思いは「確かにスターバックスは、コーヒーの平均水準とサービスの向上に努めたけれど、昔に通ってたコーヒー屋さんの職人芸にも近いような一人一人の個性を活かした焙煎や入れ方は無くなってしまった。」ということでした。
昨日ふたたび開眼してしまったのは、シアトルにもコクテール堂のようなコダワリの店があったからです。それも2軒も…CAFFE VITA は、お店の奥に怪しげなドアがありその窓越しに覗くと使い込んだロースターが見えます。お店でバリスタの芸術作品のようなラテ(表面の文様は、何種類もその場で創ってくれます)も、そしてストレートもあります。豆を購入するなら、Caffe Del SolかQueeen City Blendというのが宜しいようです。そして、もう1軒はEspresso Vivace 。この店のお勧めの豆は、「DOLCE」かな…。
もしコクテール堂の豆にハマッたことがある人なら、エージングした豆を深入り焙煎したものを入手し自分で挽き丁寧にドリップするという至福の時をご存知のことでしょう…シアトルにおいでになる機会があれば、この2軒、是非お試しください。
では、ふるかわでした P.S. I LOVE SUSHIにて17年間、寿司を握っておられた佐藤さん、先週からWASABI Bistroに出ておられます。(シアトル在住の方に朗報かな) 回應 (8)
享(サム本人)
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